テキストファイルで戯曲を準備します。
テキストファイル内の表記の仕方は、「テキスト記法」に詳細な説明があります。
画像の表紙や裏表紙をつけたり、シーン見出しにオリジナルのマーカー(バレット)をつけたりする場合は、画像も準備します。
画像類は省略もできます。身内に配るだけとかなら、表紙・裏表紙の画像はなくてもだいじょうぶでしょう。
販売するEPUBの場合は、表紙・裏表紙があった方が良いでしょう。
今すぐ試してみたい方は、以下にテキストファイルのサンプルがあります。 ダウンロードして利用してください。
テキストファイルの準備ができたら、戯曲のEPUB化を始める » ←からEPUB化の作業を開始できます。
ステップ1からは、
をアップロードできます。
戯曲のテキストファイル以外は、アップロードを省略することもできます。
テキストファイルのファイル名は、拡張子として「.txt」が必要です。
また、ファイルの文字コードはUTF-8を推奨します。
UTF-8以外の文字コードでも自動判別して処理しますが、判別に失敗する場合があるかもしれません。
アップロードには以下のような制限があります。
これらは仕様として設定されていますが、運営上の都合で、予告無しに変更する場合があります。
ステップ2は、検証と確認です。
アップロードした戯曲の解析情報が表示されますので、後々の手間を減らすためにも、必ず一通り目を通しましょう。
解析情報パネルには、以下の分類があります。
ステップ2の次は、設定を変えないのであれば最終ステップへ行き、完成したEPUBをダウンロードできます。
テキストファイルを解析した際のメッセージが表示されるパネルです。
以下の三種の情報を表示します。
EPUBフォーマットの電子書籍としての情報を表示するパネルです。
奥付セクションから得た必須項目や、電子書籍にした際の書籍構成を表示します。
「書籍の構成」では、ブラウザを使っての簡易的な試し読みができます。
ただし、試し読みは縦書き表示可能なブラウザ(Chrome, Safariなど)限定です。
例えばFirefoxでは、縦書き非対応なので、正しい表示になりません。
またこの機能はあくまでも簡易的なもので、実際のEPUBビューアーなどでの表示とは異なります。
登場人物セクションや、戯曲本文セクションから解析した諸情報を表示するパネルです。
以下のような情報を表示します。
登場人物名に誤りがないかどうかチェックしてください。この段階でタイポが判明することが多々あると思います。
設定を変える場合は、ステップ2からステップ3へ進みます。
変えないのであれば、省略もできます。
ステップ3では、以下を設定できます。
設定を変更した場合は、ステップ2に戻り、再度各種情報をチェックしてください。
特に「書籍情報」パネルの「書籍の構成」から、「試し読み」をチェックする必要があるかもしれません。
メールアドレスを設定すると、作成したEPUB戯曲の管理情報がΘέσπης内に蓄積され、再利用できるようになります。
EPUBの表示設定を変更する場合は、このパネルから行います。
ほとんどの設定項目は、単位としてem(1文字)を用いています。
「ダウンロード」ボタンから、EPUBファイルをダウンロードできます。
手持ちのビューアー類で表示できるかどうか、表示が期待どおりになっているかどうか、確認をしましょう。
タイポに気付いた場合は、テキストファイルを修正し、アップロードからやり直してください。
設定を変更する必要が生じた場合は、ステップ2からやり直してください。
最終ステップの「完成」の画面に、各ステップへ戻るためのリンクがあります。
問題がなければ……お疲れ様でした、完成です。
なんらかの形で、是非発表してください。
機能制限については、以下のページに詳しく書いてあります。
→ 機能制限、その他
ステップ3でメールアドレスを設定している場合、 最終ステップである「完成」画面の「ダウンロード」ボタンをクリックすると、 そのアドレスに管理情報へアクセスするためのリンクとパスワードが送られます。
管理情報からは、あなたがΘέσπηςで作ったEPUBファイルの一覧が見られると共に、 以下のようなことができます。
是非活用してください。
詳細は、以下のページに記述してあります。
EPUBによる戯曲の電子書籍化を手助けするために、いくつかおまけツールを用意しました。
身内用ではなく、販売を前提としてEPUBを製作する場合、画像による表紙があった方が望ましいです。
表紙となる画像は自身で作成するのが一番ですが、 簡易的なツールとして、Θέσπης内に「表紙メーカー」を用意しました。
あらかじめ用意してある画像を選び、題名や著者名などを入力すると、表紙画像を生成します。
→ 表紙メーカー
→ マーカー倉庫
※製作中 ※コピーで利用できる、奥付のテキストや汎用的な但し書きなどを収集・掲載。
目次